ならここキャンプ場ってどんなところ?
キャンプ場選びに失敗したくない、キャンプを成功させるにはキャンプ場選びが重要です。
- 温泉がある
- 自然が豊か
- 川遊びができる
- ペットOK
- 広く整備されたオートサイト
- トイレがきれい
- アクセス抜群
- 売店がある
- 電源サイトあり
- 食堂がある
ならここキャンプ場は、「川あり」「温泉あり」「電源あり」で1年を通してキャンプを楽しむことができる人気のキャンプ場です。
設備が充実していてきれいなため、これからキャンプデビューする方やキャンプに不慣れな初心者、子供連れのファミリーキャンプでも安心&快適に過ごすことができます。
ならここキャンプ場を実際に利用してみた感想や施設情報をレポートします。
事前予約または当日受付
サイトに空きがあれば当日でも受付可能ですが、週末や連休は早くから予約で埋まってしまいます。のんびりしているとあっという間にいっぱいです。
希望の日があれば早めに押さえておきましょう。
WEB予約が便利で2か月前の0時から予約が可能。電話での受付は9時から16時です。
- GWや夏休み・年末年始・土日・三連休は非常に混雑するため、数ヶ月前からの予約は必須
- 予約時に区画サイトの指定はできません。当日の受付先着順で選べます
予約のルール
2021年4月1日からインターネット予約開始に伴い、一部ルールの改正がありました。
キャンプを楽しむためには「マナー」を守ることが大切です。ならここキャンプ場では予約のルールを設けています。
◎仮予約は禁止です。
近い日程で複数日を予約し、直前にどちらかをキャンセルする、という行為は他のお客様にもご迷惑となります。
◎先の予約は最大2回までとさせていただきます。
(重複予約と思われる月に複数の予約は禁止です。)
◎悪質なキャンセルが多い方は、今後のご利用をお断りすることがあります。
◎マナーが悪い方や、キャンプ場のルールを守らない方、他の利用者からクレームなどは顧客リストに記載しており、次回のご利用をお断りする場合があります。
◎途中入退場者(途中で来て、泊まらず帰る・後で合流する)も入場料が必要な定員に含まれますので、事前に申請してください。キャンプ場、バンガロー、コテージは定員以上の利用はできません。
キャンセルは3日前までに
◎キャンセルの場合は、ご利用日の3日前(定休日の場合は4日前)の午前0時以降の取消、変更はキャンセル料(100%)がかかります。
◎「チェックイン制限時間16時を過ぎるとキャンセル」となります。
◎キャンセル料が発生した場合は、キャンプ場よりご請求の案内を致します。振込にてお支払いください。
◎チェックイン当日9時の時点で、静岡県西部地方で【大雨・洪水】【暴風】警報または注意報いずれかが発令されている場合、キャンセル料は無料とさせていただきます。キャンプ場へご連絡下さい。(ご連絡のない場合はキャンセル料が発生します。)
◎特に、週末に天候の悪化が予想される場合など、この時間帯で電話が込み合い通じにくいことがあります。予約の変更やキャンセルの場合、時間の余裕をもってご連絡していただけるようお願いします。(電話受付時間9時〜16時)
キャンセル料の支払いは、後日送られてくるお知らせに記載された指定口座に振り込みます。
当日行けるかわからなかったり、天気が微妙なんだけど、と迷ったら思い切ってキャンセルする勇気が必要です。
一瞬の迷いが思わぬ出費につながります。
アーリーチェックインは朝11時から
アーリーチェックインは、当日受付です。前日に確認しておくことをおすすめします。
アーリーチェックインを利用する場合、前日の予約状況を確認しておきましょう
フリーサイト・林間区画サイトのアーリーチェックイン
利用料金
11時~ | 650円 |
12時~ | 400円 |
※価格は税込
通常13時のチェックインを11時~に早めることができます。
フリーサイトは、前日の利用者の撤収状況やサイトの空き具合で11時から利用することができます。前日の利用者が多く混雑している場合、その利用者のチェックアウトを待ってからになります。
フリーサイトの場所取りは早い者勝ちなので、アーリーチェックインを利用しないと良い場所はすぐになくなってしまいます。ハイシーズンは場所の確保がかなり大変。
林間区画サイトは、前日の利用者がいなければ通常13時のチェックインを11時~に早めることができます。前日の利用者がいる場合は、その利用者のチェックアウトを待ってからになります。
電源付き区画サイト・電源付き区画サイト(大)
利用料金
11時~ | 1,350円 |
12時~ | 700円 |
※価格は税込
前日の利用者がいなければ通常13時のチェックインを11時~に早めることができます。前日の利用者がいる場合は、その利用者のチェックアウトを待ってからになります。
レイトチェックアウトでゆっくり滞在
レイトチェックアウトは、当日受付です。前日に電話で問い合わせるか、当日に受付で確認してください。
フリーサイト・林間区画サイトのレイトチェックアウト
利用料金
12時まで | 650円 |
16時まで | 1,300円 |
※価格は税込
次の日の予約が入っていなければ利用することができます。予約が入っている場合は利用できません。
電源付き区画サイト・電源付き区画サイト(大)のレイトチェックアウト
利用料金
12時まで | 1,350円 |
16時まで | 2,700円 |
※価格は税込
次の日の予約が入っていなければ利用することができます。予約が入っている場合は利用できません。
開放感のあるフリーサイト
引用:ならここキャンプ場
広く開けたサイトです。障害物がないのでまとまったスペースを確保しやすく、自由にレイアウトすることができます。
「設営はテント&タープ&車で10m×10mを目安に」と説明を受けましたが、モラルの範囲で自由に広々と設営している感じです。
ファミリーキャンプやグループキャンプ、初心者からベテランまで人気のエリアです。みんなでワイワイ楽しむならフリーサイトがおすすめ。
- 林間広場に面した広々としたエリア
- 芝に細かい砂利のまじる固めの地面
林間区画サイト
引用:ならここキャンプ場
木々が多く立ち並ぶサイトです。周りにある木々を上手く使えば、プライベートな空間を演出することができます。
日を遮るものが多いので、夏は涼し過ごすことができますが、冬は日差に物足りなさを感じるでしょう。
木が障害物となるため、キャンプ初心者にはレイアウトが難しいかもしれません。なるべく開けた場所を選ぶのがテント設営のがコツ
区画の広さは、狭いサイトで2人テント+車1台、広いサイトで120㎡くらい、だいだい100㎡くらい、21区画となっています。
- トイレと炊事場に近い
- 地面は土
- 季節によっては毛虫に注意
- 木々に囲まれた林間エリアで地面は土
- トイレと炊事場に近い
こじんまりとした電源付き区画サイト
引用:ならここキャンプ場
電源付き区画サイトは、炊事場を中心に囲むようにしてテントサイトが並びます。
どのサイトからも炊事場までの動線が良いので、食事の準備や片付けがスムーズで便利です。
電源付き区画サイトの中でも川沿い27・28・30・31番が人気。すぐ横に広々としたスペースがあるからです。そして、トイレにも近い。
デュオキャンプやファミリーキャンプ、キャンプ初心者の利用が多く、静かにのりびり過ごしたいなら区画サイトがおすすめ。
- 正方形や長方形の違いで使いやすさは人それぞれ、区画の広さは駐車スペースを含め10m×10mと7m×14mです。持っていくアイテムや人数で選ぶと◎
- 電源付き区画サイト(大)A・B・C・Dは10m×12mの広さ
- トイレとシャワーはキャンプ場受付前の道路を挟んだ場所にあるため遠い
温泉キャンプが楽しめる
キャンプに行ってもお風呂に入りたい問題があります。
汗でベタベタしていたり、焚き火の匂いが気になったりするとなかなか寝つけません。
お風呂に入れない不便さを楽しむのもキャンプですが、やっぱり大人も子供もサッパリして寝たいのが本音。
出典:ならここの湯
ならここキャンプ場は温泉のある快適キャンプ場、内風呂と露天風呂が楽しめます。
GWや夏休み期間・年末年始以外は、
- 平日は17時まで
- 土日祝は19時まで
時間内であれば何度でも温泉に入ることができます。
内風呂と露天風呂の他にも、家族風呂もあって親子でゆっくり入ることができます。
家族風呂の詳細
- 家族風呂は1日4回、事前予約が必要です
- 年末年始(12/31・1/1)の利用はできません
- 利用時間:11時・12時30分・14時30分・16時
- 利用料金:50分/2,800円(税込)
- 前日のキャンセルで利用料金半額負担
- 当日のキャンセルで利用料金全額負担
キャンプ場の中にある「ならここの湯」までは、テントサイトから歩いて行けます。
引用:ならここキャンプ場
テントサイトまでの帰り道、風呂上りのほてった体に当たる大自然の風、キュッーと冷えた牛乳が最高。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は星空を堪能できます。
温泉が隣接しているキャンプ場でしか味わえない体験です。
旅館やホテルだけじゃありません。キャンプ場でも温泉が楽しめます。
お風呂20人、ロッカー20人でいっぱいです。洗い場もそんなに広くありません。休みの日は15時位から混み出し、夜は大変混み合います。空いている時間は、12時〜13時位です
夏は川遊びを満喫
ならここキャンプ場は、川遊びが楽しめるキャンプ場です。
キャンプ場の中に川が流れているため、一般サイト・区画サイトから川まで歩いてすぐ、プライベート ビーチならぬプライベート リバーです。
浅瀬もあるので小さな子供でも安心して遊べます。ファミリーキャンプには良い環境です。
ロープや飛び込む場所もあって、年齢に応じて川遊びが楽しめます。
夏休み期間中は魚のつかみ取りもできて、つかみ取りした魚は塩焼きにして食べることができます。
魚のつかみ取り詳細
- 1尾600円(税込)
- 10尾以上からは予約
- 10時から15時まで
ならここ食堂はメニューが豊富
キャンプって意外にやることが多くて、テントの設営や撤収、料理の下ごしらえや片付け、焚き火、荷物の積み下しなど、段取り良くやらないと時間に追われてもうバタバタ。
キャンプ初心者は慣れていないテント設営に手間取ってしまい、休む暇もなく食事の準備です。
キャンプに来たらのんびりしたい、「ならここ食堂」で食事を済ませてしまえば時間に余裕が生まれます。
ならここ食堂はメニューが豊富、選ぶ楽しみがあります。
↑ソース焼きそば
↑蕎麦
↑ソフトクリーム
常連さんおすすめのソース焼きそば、名物の蕎麦は安定の美味さ、ソフトクームは絶品です。
ならここ食堂で地元食材を使ったこだわりの料理を楽しんだ後は、思い思いにゆっくりと過ごしましょう。
ならここ食堂へは、一般サイト・区画サイトから歩いて行くことができます。
売店で着火剤や炭、氷が買える
販売品一覧
薪 | 450円 |
炭3キロ | 600円 |
着火剤2コ | 100円 |
食用油 | 300円 |
焼肉のたれ | 500円 |
焼きそばソース | 300円 |
ロック氷1キロ | 250円 |
※価格は税込
キャンプ場受付の売店では、炭や着火剤、薪が買えます。
炭が足りなくなっても追加購入可能、火起こしが簡単にできる着火剤は便利なアイテムです。
キャンプ初心者でも不安なくキャンプができて安心です。
売店には氷も売っています。使いたい時に使えなくる心配がありません。
食材の保存や飲み物など、特に夏キャンプでは大量の氷が必要です。
暑い夏でもキンキンに冷えた飲み物を飲むことができます。
ペットと一緒に過ごせる
↑愛犬のモコちゃん
ペットは大切な家族同然、同じキャンプ仲間です。
キャンプに行っている間、留守番させておくのは可哀想。
ならここキャンプ場は、気兼ねなく堂々とペットを連れていけるペットOKのキャンプ場です。
フリーサイト・区画サイト共にわんちゃん連れの方が多く見受けられます。
ペットも開放的な気分を味わえば、日々のストレスを発散することができます。
ペットの利用料金が無料なのも嬉しい点です。
ただし、注意点が3つあります。
- バンガローには入れません
- 建物の中に入らないようにしましょう
- 他のお客さんの迷惑にならないように
- 入場は一般サイト、区画サイトのみ
アクセスが良い
新東名の森掛川インターチェンジから12キロ、車で約20分で着いてしまう立地の良さです。
緊急事態が発生した場合、自宅に戻るにしてもすぐ高速にアクセスできる安心感があります。
行きも帰りも高速で移動すれば、運転による疲労感が少なく済むメリットも見逃せません。
万全の体調で、よりキャンプに集中することができます。
冬でも電源付きサイトで暖かキャンプ
電源付き区画サイトは、他のサイトより先に予約で埋まってしまう冬キャンプで人気のエリアです。
寒い冬でも電気カーペットや電気毛布などの電化製品を使えば、安全かつ簡単に暖を取ることができます。
燃料を燃やす灯油ストーブと違い、火事やヤケド、一酸化炭素中毒の心配がありません。
暖房だけでなく夏場の暑さも扇風機で乗り越えることができます。
スマホの充電やパソコンなども使えて便利。
キャンプでも家に居るような感覚で心地良く過ごせることを約束します。
オートサイトで車が横付けできる
フリーサイトも区画サイトもテント設営スペースの横に車を停めることができるオートサイトです。
荷物の積み下ろしの負担軽減になるだけでなく、寒さや暑さに耐えられない、豪雨などの急な天候の変化が起きた時も車の中に避難することができます。
キャンプに不慣れな方や初心者でも安心です。
トイレがきれい
↑フリーサイトのトイレ
↑電源付き区画サイトのトイレ
便座が温かく、ウォシュレット付きで清潔感のあるトイレです。
暗くて汚いと嫌がる子供や女性でも、安心して快適に使うことができます。
↑フリーサイトのシャワー
↑電源付き区画サイトのシャワー
↑電源付き区画サイトの炊事場
トイレだけでなく、シャワーや炊事場も含め水回りはきれいに保られています。
ならここキャンプ場の悪い点
ならここキャンプ場の良くないな、と思う点もあります。
レンタル品が少ない
レンタル品一覧
毛布 | 250円 |
マット(バンガロー利用者のみ) | 250円 |
飯盒(3合炊き) | 300円 |
鍋 | 400円 |
バーベキュー用具(鉄板・ドラム大・炭3キロ・着火剤) | 2,100円 |
鉄板61.5cm×45.5cm | 400円 |
ドラム大 | 850円 |
ドラム小(焚き火用) | 550円 |
すのこ | 200円 |
ラケット(ボール3ヶ付) | 300円 |
レンタル品が少ないため手ぶらキャンプとはいきません。
足りたいアイテムはとりあえずレンタルで済ませたいキャンプ初心者には、金銭的負担が大きくなってきます。
必要なものはすべて持ち込みましょう。くれぐれも忘れものがないように。
売店は品薄
キャンプ場受付の売店では、スポンジや食器用洗剤、ガスボンベ、乾電池などの日用品、カップラーメン、ちょっとしたお菓子が買えます。
ならここの湯館内の売店では、地場産品の野菜や漬物などの食料品、飲み物やお酒などが買えます。
どちらの売店も「欲しいものがあったらラッキー」位に思っておいてください。
近くにスーパーやコンビニがないので、準備は万全にしておきましょう。
チェックアウトを待たずに次の利用者を入れる
チェックアウト10分前にもかかわらず、次の利用者が区画サイトにズカズカと車を乗り入れてきます。
受付でどういう案内をしているのか不信感を抱きます。
その利用者のモラルにもよりますが、受付ではチェックアウト待ってからアーリーチェックインさせるとか、アーリーチェックインの利用者がいることを事前に知らせて欲しいものです。
とにかく時間、とにかくお金(ルール改正前2021年4月1日以前の話)
11時のアーリーチェックイン希望で10時40分に受付をしたら、「10時40分だと9時からの料金になる」と言われた時には驚きました。
時間や料金に融通を利かせてくれるキャンプ場も多くあります。
ならここキャンプ場は、「お金と時間に厳しい」という印象が強いキャンプ場です。
おすすめの周辺スポット
ならここキャンプ場に来たら、「あさおか」まで足を延ばしてください。
森掛川インターチェンジから、ならここキャンプ場とは逆方向に車で5分です。
地元では有名な和菓子屋さんで、絶品スイーツの生クリーム大福が人気。
ふわっふわっでバランスの良い甘さ、ちょうどいい生クリームとあんこの詰まり具合です。
他にも、いちご大福や栗むし羊羹もおすすめ。
和菓子屋さんといっても洋菓子もあって種類が豊富です。当然、1度で全部味わいきれません。
美味しいスイーツを見つけることがキャンプ場に来る楽しみに加わります。
キャンプとコーヒーとスイーツで、至福のひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
自然があって設備も整っているならここキャンプ場は、キャンプデビューする方やキャンプに不慣れな初心者、子供連れのファミリーキャンプキャンプに優しいキャンプ場です。
どこにしようか迷ったら、ならここキャンプ場を選んでおけば絶対に後悔はしません。
ならここキャンプ場で素敵な思い出を作りましょう。
キャンプにいってらっしゃい!
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