アウトドア用のマグカップを選ぶのに何を基準にして選べばいいのか迷いますよね?
おしゃれで機能性のあるものが欲しい、そんなあなたにピッタリなのが人気アウトドアブランド「スノーピーク」のマグカップです。
絶対的な人気を誇り、その存在感は他を寄せ付けないと言っても言い過ぎではありません。
シンプルで高機能、それでいてスタイリッシュ。
キャンプだけでなく家でもガンガン使っているお気に入りのアイテムです。
今回、おすすめしたいのが
- 「たっぷり飲みたい」あなたに・・・チタンダブルマグ450
- 「いつまでもおいしく飲みたい」あなたに・・・ステンレス真空マグ300
スノーピークのマグカップの特徴やおすすめポイントを紹介していきます。
使ってみたらコレじゃなかった、なんて失敗のないようマグカップ選びに迷っている方の参考になれば幸いです。
あーキャンプいきたいっ!
この記事を書いた人
キャンプとスノーピークをこよなく愛するともぞうです。僕のこだわりは、本当にいいと思ったものを広めることです。僕が日々キャンプをする中で、スノーピークのアウトドアギアを買って、使って、失敗と成功を繰り返しスノーピーク製品の知識を上げてきました。その知識で皆様に貢献したいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
スノーピークのマグカップの特徴
使用されている材質や構造によって性能も価格帯も違ってきます。
材質
スノーピークのマグカップには、「ステンレス製」と「チタン製」の2種類があります。
- ピカピカと光沢のある素材
- サビにくい
- 熱に強い
- 強度がある
- 重い
- アレルギーが起きにくい金属
- とにかく軽い
- 熱が伝わりにくい
- サビない
- 強い
- 薄く製品化できる
- 欠点が少ない
- 高級
ステンレス製と比べ、チタン製は価格が高く設定されています。価格に比例して、見た目も機能もワンランク上の作りとなっています。
シングルウォール
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
シングルウォールとは、1枚の材料から作られている一重構造のマグカップです。
【メリット】
- 軽い
【デメリット】
- 外気の影響を受けやすい
- 冷めやすい
- 結露しやすい
タブルウォール
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
ダブルウォールとは、2枚の同じ材料をはさんで間に空間のある二重構造のマグカップです。
【メリット】
- 外気の影響を受けにくい
- 結露しにくい
- 冷めにくい
【デメリット】
- 重い
定番の「チタンシングルマグ」
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
1枚のチタンから作られた薄くて軽い一重構造のマグカップです。
熱が伝わりにくいチタン製は、取っ手や飲み口から熱さや冷たさを肌で感じにくい特色を持っています。
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
取っ手は、手にフィットする持ちやすい形で折りたたむことができます。
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
飲み口は丸みを帯びているため、唇にピッタリと合いそうな感じを受けます。
220ml・300ml・450mlのサイズ違いで、マグカップの中にマグカップを重ねて収納(スタッキングと言います)できるデザインです。
携行性に優れているため、家族分そろえても重ねれば収納・持ち運びが便利にできます。
- 220ml・・・小さい子供が使うのにちょうどいいサイズ
- 300ml・・・使い勝手のいいサイズ
- 450ml・・・氷を入れてちょうどいいサイズ
バランスの取れた「チタンダブルマグ」
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
2枚のチタンを重ねて空気の層をはさみこんだ二重構造のマグカップです。
一重構造のチタンシングルマグより重くはなりますが、保温・保冷に優れています。
同じ容量でも約50gの差があります。
- チタンシングルマグ300ml・・・50g
- チタンダブルマグ300ml・・・92g
チタン製で二重構造なため、取っ手や飲み口はほとんど熱くなりません。結露しにくいのも高く評価すべき点です。
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
取っ手は折りたたみ式です。別売りのフタを購入すれば保温・保冷力アップが期待できます。
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
飲み口は真っ直ぐとした立ち上がりで、シングルチタンマグに比べ口当たりが柔らかです。
保温・保冷が最強の「ステンレス真空マグ300」
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
温かい物は温かく冷たい物は冷たく飲めるのが、ステンレス真空マグ300です。
二重構造の中の部分を空気層でなく、真空にしているため保温力・保冷力がさらに向上しています。
ステンレス製でも真空構造になっているので、熱い飲み物を入れてもマグカップ本体が熱くなりません。取っ手や飲み口で火傷する心配は不要です。
真空構造は外気温の影響を受けにくく、結露しないのも重要なポイントです。
取っ手は折りたたむことができて、軽さもあり持ち運びは便利です。重さは同じサイズのチタンダブルマグと比べると、たった約20g重いだけです。
- ステンレス真空マグ300ml・・・110g
- チタンダブルマグ300ml・・・92g
- ロゴダブルマグ330ml・・・200g
何にでも使える「スタッキングマグ雪峰」
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
「飲んのでよし」「食べてよし」「もてなしてよし」と、シーンを選ばず使えるのがスタッキングマグ雪峰です。
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
- 取っ手のないスッキリとしたデザイン
- チタンは金属臭がないため器としてもピッタリ
- サイズ違いでスタッキング可能
- 収納・持ち運びしやすく機能的
(画像出典:スノーピーク公式サイト)
フルーツやアイスクリームを入れて器として使うこともできます。
二重構造のダブルウォールでマグ本体が熱くなりにくく、チタンダブルマグと同じ保温・保冷効果が期待できます。
チタンダブルマグとステン真空マグの保温・保冷・サイズ感を比較
見た目もおしゃれで機能的なスノーピークのマグカップですが、実際の保温・保冷力はどうなのか気になります。
チタンダブルマグ450mlとステン真空マグ300、100円ショップのステンレス製マグカップの保温・保冷力を比較してみました。
チタンダブルマグ450mlとステン真空マグ300は二重構造、100円ショップのステンレス製マグカップは一重構造です。
【ダブルウォールのメリット】
- 結露しにくいため水滴で机の上がビチャビチャにならず、オフィスや自宅で使うにも最適
- 保温・保冷効果が高いのでいつまでもおいしく飲むことができる
- 熱いものを入れても側面が熱くならない
【チタンダブルマグ450ml】
- 氷を入れてちょうどいいサイズ、大きめが好みの方におすすめアイテム。ステン真空マグ300より口当たりが優し感じ。
【ステン真空マグ300】
- 使い勝手のいいサイズ、キンキン・アツアツが好みの方におすすめアイテム
保温・保冷力を比較
3つのマグカップを比較しました。
- チタンダブルマグ450ml
- ステン真空マグ300(300ml)
- 100円ショップのステンレス製マグカップ(450ml)
保温
沸騰したお湯を入れてから10分ごとに温度を計測
(2019年5月11日AM4:20から実施)
0分 | 10分 | 20分 | 30分 | 40分 | 50分 | 60分 | |
チタンダブルマグ | 94.7℃ | 63.5℃ | 51.4℃ | 43.8℃ | 38.4℃ | 34.2℃ | 30.6℃ |
ステン真空マグ | 94.6℃ | 74.9℃ | 60.8℃ | 54.2℃ | 48.9℃ | 44.9℃ | 41.4℃ |
100円ショップ | 94.1℃ | 57.6℃ | 44.8℃ | 37.5℃ | 32.1℃ | 28.4℃ | 25.3℃ |
気温 | 15.8℃ | 15.2℃ | 15.2℃ | 15.5℃ | 15.2℃ | 15.2℃ | 14.6℃ |
【沸騰したお湯を入れた直後のマグカップの状態】
- チタンダブルマグ・・・マグカップの周りは温かく、取っ手は熱くない
- ステン真空マグ300・・・マグカップの周りは温かく、取っ手は熱くない
- 100円ショップ・・・マグカップの周りは熱すぎて触れない、取っ手は熱くない
保温力は真空構造を採用しているステン真空マグ300が圧倒的に高く、飲み頃の温度を長時間キープすることができます。
保冷
氷150gに23.8℃の水150㏄を入れてから30分後の氷の重さを計測
(2019年7月7日AM10:20から実施)
0分 | 30分後 | |
チタンダブルマグ | 150g | 75g |
ステン真空マグ | 150g | 100g |
100円ショップ | 150g | 30g |
気温 | 26.5℃ | 27.3℃ |
紙を扱うテーブルの上でストレスになるのがコップの結露です。30分後のチタンダブルマグとステン真空マグ300は、二重構のため結露しません。
テーブルの上が水浸しになることなく、いつまでも快適な状態を維持することができます。
サイズ感
300mlサイズは小学生の子供が使うにもちょうどいい大きさですが、氷を入れると小さく感じます。飲み物がたっぷり入りません。
氷を入れるなら450mlのチタンダブルマグがおすすめです。
ミルクたっぷりのコーヒーやレモンを浮かべて紅茶を楽しみたい時も、大きめの450mlサイズを選ぶといいでしょう。
まとめ
スノーピークのマグカップの特徴やおすすめポイントを紹介してきました。
洗礼されたデザインと機能性が両立したスノーピークのマグカップ、1度使うと普通のマグカップでは物足りなさを感じてしまいます。
お気に入りのアイテムでコーヒータイムのテンションは一気に上がります。
アウトドア以外でも毎日使えるものだからこそ、ブランドやデザイン・機能性にごだわりたいものです。
長く使えば愛着がわくのもマグカップの魅力のひとつです。
Good camping life!
おしまいっ