・燃焼時間はどのくらい…
・デメリットはなし?
スノーピーク『ギガパワー BFランタン』の購入を迷っているあなたの悩みを解決します。
この記事を書いた人
キャンプとスノーピークをこよなく愛するともぞうです。僕のこだわりは、本当にいいと思ったものを広めることです。僕が日々キャンプをする中で、スノーピークのアウトドアギアを買って使って、失敗と成功を繰り返しスノーピーク製品の知識を上げてきました。その知識で皆様に貢献したいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
実は、この記事で紹介する『ギガパワー BFランタン』を購入すると、夜のテントサイトを明るく照らしてくれます。
なぜなら、実際に僕も使っていて170W相当(2,700ルーメン相当)という明るさで、メインランタンとして申し分のない性能だからです。
この記事では、スノーピーク『ギガパワー BFランタン』の魅力やおすすめな理由、デメリットを紹介します。
記事を読み終えると、スノーピーク『ギガパワー BFランタン』と迎えるキャンプの夜が待ち遠しくなるでしょう。
あーキャンプいきたいっ!
スノーピーク『ギガパワー BFランタン』が新仕様になって登場
ギガパワーBFランタンが着火ボタンの色や電極の保護、電極部品、マントルの形を新しくして販売されます。
長らく欠品していたギガパワーBFランタンが装いを新たに登場です。
仕様変更の目的は、
【仕様変更の目的】
- 点火装置をたくさん作りたいから
- 部品の作る数を安定させたいから
つまり、欲しい人に一台でも多くいきわたるようにすることが目的です。
勘違いしないでほしいのが、旧仕様の性能が悪かったわけでもなく、安全性に問題があったわけでもありません。
旧仕様も新仕様と同じ性能で安全に使えます。
その根拠は、スノーピーク公式サイトに記載されています。
供給停止前の仕様、新仕様ともに性能と安全性に変わりはありませんので、新旧製品ともに安全にご使用いただけます。
引用:スノーピーク公式サイト
仕様の変更点をスノーピーク公式サイトから引用して紹介していきます。
【①点火ボタン】
変更前:ボタンの色が灰色
変更後:ボタンの色が黒色
理由:点火部品切替に伴いボタン色が変更になりました
引用:スノーピーク公式サイト
【②点火用電極の根元の処理】
変更前:保護材無し
変更後:保護材あり
理由:電極部品の接触保護のため
引用:スノーピーク公式サイト
【③電極部品の継ぎ目処理】
変更前:継ぎ目あり
変更後:継ぎ目なし
理由:生産性の向上のため
引用:スノーピーク公式サイト
【④マントルの形状】
変更前:しわあり
変更後:しわなし
理由:取付性向上のため
※新旧部品で光量に差はありません
引用:スノーピーク公式サイト
スノーピーク『ギガパワー BFランタン』の特徴
スノーピーク『ギガパワー BFランタン』の3つの特徴です。
スノーピーク『ギガパワー BFランタン』基本スペック
サイズ | 直径130×高さ235mm |
---|---|
重さ | 1,025g(ヘッドのみ) |
明るさ | 170W相当(2,700lm) |
燃料 | ガス(スノーピーク専用ガス缶) |
ガス消費量 | 1時間あたり約80g |
マントルの取り付け(空焼き)
LEDランタンには真似できない柔らかな光源です。
なぜなら、マントルという合成繊維でできた袋の中でガスを燃やすからです。
実際に、ガスやホワイトガソリンを燃料とする燃料系ランタンは、ランタンを使う前に「マントルの空焼き」という作業が必要です。
たとえば、キャンプ初心者の場合、この「マントルの空焼き」という作業にハードルの高さを感じるかもしれません。
マントルに少しでも穴が空いたら交換時期です。穴からもれる炎でガラスが割れてしまいます。
見た目
縦に長い大きなランタンです。
なぜなら、ワイヤーバンドルからガス缶取付口まで全長43センチだからです。
実際に、マントルを覆うガラスも発光するマントルも縦長なため、広がるように光が放たれます。
たとえば、ひとつのランタンで広い範囲を照らしたい時に選びたいランタンです。
自動点火装置が標準装備
誰でも簡単・安心に点火することができます。
なぜなら、オートイグナ(自動点火装置)が標準装備だからです。
実際に、ボタンをカチッと押すだけで、ライターに火をつけるのとさほど変わりありません。
火をつけるのが不安な人にはうれしい機能です。
スノーピーク『ギガパワー BFランタン』の魅力
出典:スノーピーク公式サイト
ランタンの明かりひとつで、テントサイトの印象がガラリと変わります。
スノーピーク『ギガパワー BFランタン』は、オレンジ色の優しい明かりがあたりを包み込み、ファンタジックな雰囲気にしてくれます。
実際に、スノーピーク『ギガパワー BFランタン』の明かりで過ごす夜時間は、雄大な自然を感じ心身ともに癒される至福のひと時です。
たとえば、夜になってランタンに火をつけると、昼間とは違った空間に変わります。
卓上やテントなど色々な場所に映る光と影が幻想的で、非日常的なスペースを作ってくれます。
投影した光を眺めて、お気に入りの飲み物とローチェアーで過ごすリラックスタイムです。
ランタンを高い位置にセットすれば、光が広がりやすく、より一段と周囲を明るく照らしてくれます。
【おすすめな理由】電池式LEDランタンよりも明るい
夜のキャンプを楽しむならガスランタンがおすすめです。
なぜなら、ガスランタンは一般的な電池式LEDランタンよりも明るいからです。
実際に、メインランタンにガスランタン、サブランタンに電池式LEDランタンを使っています。
たとえば、リビングでもあるタープ下全体をメインランタンの『ギガパワー BFランタン』で照らして、手元は80W相当(1,000ルーメン相当)のテーブルランタンで明かりを確保するような使い方をしています。
【おすすめな理由】初心者に購入しやすい価格帯
キャンプ初心者だった頃の僕が最初に購入したランタンがガスランタンでした。
なぜなら、ガソリンランタンよりも安く手軽に購入できるからです。
実際に、スノーピーク『ギガパワー BFランタン』とコールマン『ノーススター チューブマントルランタン』と比較して、スノーピーク『ギガパワー BFランタン』に決めました。
スノーピーク・コールマン価格比較表
アイテム | 価格 | 明るさ | 燃料 |
---|---|---|---|
スノーピーク 『ギガパワー BFランタン』 | 17,800円(税抜) | 170W相当 | ガス |
コールマン 『ノーススター チューブマントルランタン』 | 22,546円(税抜) | 230W相当 | ホワイトガソリン |
明るさは『ノーススター チューブマントルランタン』に負けてしまいますが、値段では『ギガパワー BFランタン』です。
『ギガパワー BFランタン』の方が安いとはいえ、メインランタンとしての活躍ぶりは申し分ありません。
キャンプを始めてから今でもメインランタンとして愛用中、購入資金の元はすぐに取ることができます。
初期費用を抑えることで、予算の使い道が増えるキャンプ初心者には嬉しいメリット。
【おすすめな理由】キャンプ初心者でも扱いやすい
ガソリンランタンよりも明るさで劣りますが、キャンプ初心者でも扱いやすいのがガスランタンです。
なぜなら、4つの理由があるからです。
- 特別なメンテナンスが不要
- 簡単に使える
- 燃料の保管がしやすい
- ガス缶は持ち運びに便利
実際に、ガソリンランタンは使う前に「ポンピング」という燃料タンク内の空気圧を調整する作業を行います。
また、ガソリンランタンは定期的に部品の点検や交換が必要だったり、長い間使わない時は燃料タンクから燃料を抜き取ったりもします。
サッと明かりをつけたい時やアフターメンテナンスのいらないガスランタンは、キャンプ初心者でも使い勝手がよく便利です。
燃料のガス缶は、保管のしやすさと持ち運びのしやすさ、入手しやすい点がホワイトガソリンよりも優れています。
【おすすめな理由】丈夫な収納ケース
持ち運びの際に破損の心配がありません。
なぜなら、丈夫でピッタリ収まる専用ケース付きだからです。
実際に、専用ケースの外側は固く、中側はクッション性のある素材で覆われ、マジックテープでしっかりと固定できるようになっています。
たとえば、車に積んで運ぶ時に振動でランタンが壊れたり、周りの荷物に圧迫されて潰れる心配がなく安心です。
【デメリット】燃料のランニングコストが高い
OD缶と呼ばれるアウトドア用のガス缶は、燃料のランニングコストが高くなってしまいます。
なぜなら、一般的な家庭用カセットボンベよりも割高だからです。
実際に、一般的な家庭用カセットボンベは1本100円程度で買えるのに対して、スノーピークのOD缶はそれよりも150円〜850円ほど高め。
電池・ホワイトガソリンと比べてみても、燃料コストが高くなってしまいます。
下の表をみてください。
燃料ごとの燃焼時間と1時間あたりの燃料コストの目安です。
スノーピーク『ギガパワー BFランタン』のガス消費量は、スノーピーク公式サイトのデータに基づいて約80g/hで計算しています。
燃料ごとの燃焼時間と1時間あたりの燃料コスト(目安)
燃料 | 価格 | 燃焼時間 | 1時間あたりの燃焼コスト |
---|---|---|---|
ギガパワーガス110イソ(銀缶) | 360円(税別) | 約1時間20分 | 約260円 |
ギガパワーガス250イソ(銀缶) | 450円(税別) | 約3時間10分 | 約145円 |
ギガパワーガス500イソ(銀缶) | 700円(税別) | 約6時間15分 | 約115円 |
ギガパワーガス110プライソ(金缶) | 450円(税別) | 約1時間20分 | 約325円 |
ギガパワーガス250プライソ(金缶) | 550円(税別) | 約3時間10分 | 約175円 |
ギガパワーガス500プロイソ(金缶) | 950円(税別) | 約6時間15分 | 約150円 |
コールマン ホワイトガソリン1L | 890円(税別) | 約7〜14時間 | 約70〜140円 |
東芝 アルカリ単一形電池8本 | 864円(税別) | 約20時間 | 約47円 |
※スノーピーク公式サイト・コールマン公式サイトのデータに基づいて計算
※ホワイトガソリンの値はコールマン 『ノーススター チューブマントルランタン』使用時
※アルカリ単一形電池の値はコールマン 『クアッド マルチパネルランタン』Higt(800ルーメン)使用時
【デメリット】サイト全体を照らすには光量不足
サイト全体を照らすメインランタンが欲しい、という方にはおすすめできません。
なぜなら、170W相当(2,700ルーメン相当)では力不足だからです。
実際に、サイト全体を照らすメインランタンには、230W相当(3,000ルーメン相当)以上のものがおすすめ。
たとえば、230W相当(3,000ルーメン相当)のメインランタンでサイト全体を照らして、80W相当(1,000ルーメン相当)のテーブルランタンとテントの中に30W相当(300ルーメン相当)のサブランタンを上から吊るせば、明るいテントサイトの完成です。
【デメリット】気温の影響を受けやすい
イソ(銀缶)の場合、冬キャンプではかなり光量が落ちてしまいます。
なぜなら、配合ガスの特性により低温時の出力が低下してしまうからです。
実際に、気化温度が低いガス(イソブタンやプロパン)が配合されているプロイソ(金缶)に取り替えると、低温時でも光量が復活します。
スノーピーク公式サイトでも「イソ(銀缶)は20度以上を目安に使ってください」と記載されています。
以下、スノーピーク公式サイトからの引用です。
銀缶(GP‐110SR、GP‐250SR、GP‐500SR、GPC‐250SR)は、正立使用の場合、配合ガスの特性により低温時の出力低下が大きいため、気温20度以上を目安にご使用ください。低温が予測される場合は金缶をご使用ください。
出典:スノーピーク公式サイト
体感的には、
- 15度前後までならイソ(銀缶)
- 10度を下回ればプロイソ(金缶)
で光量を落とさず使えます。
まとめ
- 初心者でも扱いやすい
- 丈夫な専用ケースつき
- メインランタンとして満足いく明るさ
スノーピーク『ギガパワー BFランタン』は初心者でも扱いやすく、メインランタンとして十分な明るさのランタンです。
専用ケースが別売りになることの多いスノーピーク製品の中で、はじめから専用ケースが付いてこの価格設定は、すごくお買い得。
人気商品のため、見つけたら即買いしておきたいアイテムのひとつです。
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ではでは、よいキャンプ生活を〜
おしまいっ