・キャンプの包丁が欲しい
・できれば、持ち運びしやすいものがしたい
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
実は、この記事で紹介するスノーピークのマナイタセットはキャンプで使うまな板と包丁をコンパクトかつ安全に持ち運ぶことができます。
なぜなら、まな板と包丁がセットになっていて、まな板が二つ折りにできて、まな板が包丁ケースになる機能的なまな板だからです。
この記事では、マナイタセットの魅力やメリット・デメリットを紹介して、取り扱いの注意点やお手入れの仕方、口コミやレビュー、収納ケースの代用品も紹介します。
記事を読み終えると、どれにしようか迷っていたキャンプのまな板と包丁選びの答えが見つかります。
あーキャンプいきたいっ!
キャンプで使えるスノーピークのマナイタセットとは?
ナチュラルな雰囲気に滑らかな触り心地のまな板とメイン包丁として使える三徳包丁のセット。
まな板は、キャンプフィールドに映える天然木のまな板です。
そんなスノーピークのマナイタセットには4つの魅力があります。
- 包丁を安全に持ち運べる
- まな板が滑らない
- 包丁の切れ味がよい
- 高いクオリティー
1:まな板を折り畳んで包丁を安全に持ち運べる
包丁を安全に持ち運べます。
その理由は、まな板が鋭利な包丁の刃をカバーするケースになっているからです。
具体的には、ふたつ折りにしたまな板の中に包丁を収納できるスペースがあって、まな板が専用ケースの役割を果たしてくれます。
包丁型にくり抜かれた収納スペースにはマグネットが付いて、まな板を開いたときに包丁が落下するようなことがありません。
一度使うとその便利さゆえに手放せません。
2:滑らない
力を入れて切ってもまな板が滑りません。
なぜなら、まな板の四つ角に滑り止めのゴムが付いているからです。
リズムよく切っているうちにまな板がどんどんズレてくることもないし、ぐっと力を入れたときにまな板が滑りません。
そのため、包丁で手を切ってしまう危険がないので作業に集中することができます。
安全面への配慮は高く評価すべき点です。
3:包丁の切れ味が良い
総じて満足度の高いアイテムに仕上がっています。
理由は、包丁の切れ味も良いからです。
この類のセットものは包丁がお粗末だったりしますが、スノーピークのマナイタセットに限っては別物だと思ってください。
実際にトマトを切ってみても潰さずに切ることができるし、硬い大根もスッと刃が入るし、キャベツの千切りもトントンとリズムよく切れます。
切れ味に不満なし、大満足です。
4:高いクオリティー
一枚板のまな板と比べて劣るところがありません。
理由は、まな板を開いたときに2枚の板の繋ぎ目に段差がなく、隙間という隙間ができないからです。
その証拠にまな板を横から見ても真っ平だし、繋ぎ目には紙一枚も入りません。
製品としての完成度の高さから作品と呼べるレベルに達していると言っても言い過ぎではありません。
マナイタセットのメリット
実際に使ってわかったマナイタセットの3つのメリットを紹介します。
- 包丁にやさしい
- 手にやさしい
- 万能な三徳包丁
1:包丁にやさしい
ひとつめのメリットは、包丁を使ったときの刃当たりが良いこと。
マナイタセットのまな板は天然木、適度な柔らかさと弾力があるからです。
プラスチックのまな板を使うと包丁とまな板が擦れてギリッという感触がありますが、木のまな板ではそれが全くありません。
つまり、プラスチックのまな板を高い頻度で使っていると包丁の刃がすぐに傷んでしまいますが、木のまな板は包丁への負担が少なく包丁の切れ味が長持ちします。
柔らかく弾力のある刃当たりでさくさくリズムよく切れるし、包丁にやさしいタイプのまな板なのです。
2:手にやさしい
ふたつめのメリットは、厚みがあること。
厚みは切り心地に影響します。
食材を切るときにまな板の厚さで手に伝わる衝撃が大きく変わるからです。
厚みがあるまな板は衝撃を吸収してくれるので、たくさんの食材を切ったり、硬いカボチャやニンジンを切っても手が疲れません。
切り心地の良さは薄いプラスチックのまな板と比べると、その差は歴然なのは言うまでもありません。
体への負担が少ないまな板なのです。
3:万能な三徳包丁
みっつめに、キャンプでも家でも三徳包丁が最適。
なぜなら、一本で肉・魚・野菜など幅広い食材が切りやすく使い勝手の良い万能包丁だからです。
そんな三徳包丁は、主に肉を切るのに適している牛刀と野菜を切るのに適している菜切包丁の良いところを組み合わせています。
たとえば、キャベツを千切りにする場合、刃の幅が広いので添える方の指が包丁の側面をスムーズにスライドさせることが可能。
そのため、トントンとリズムよく切ることができます。
また、刃先は鎌形になっていて肉や魚を切るときも刃先を入れて切り込むこともできます。
三徳包丁は、基本の包丁として1本持っておくと便利な包丁なのです。
マナイタセットのデメリット
天然木のまな板ならではのデメリットが5つあります。
- 曲がる反る変形する
- カビる
- 黒ずみになる
- 匂いが移る
- 材料が運べない
そんなデメリットのある天然木のまな板と長く付き合っていくためには、お手入れにコツが必要。
ちょっとしたひと手間や工夫でキレイな状態を保つことができる方法を紹介します。
ぜひ実践してみてください。
1:曲がる反る変形する
木のまな板を使っていると曲がったり、反ったり、変形したりすることがあります。
急激な温度の変化や急激な乾燥、他の箇所との水分量の違いが原因です。
そうならないために2つの注意点があります。
- 直射日光に当てる
- 全体を濡らさないで乾燥
ひとつめに、直射日光が当たらない場所で自然乾燥させること。
ふたつめに、一度まな板全体を水で濡らして水分を拭き取ってから開いた状態で立てて自然乾燥させること。
このとき木目に沿って縦に置くことがポイント。
水が繊維に沿って流れ出ていくので水はけがよくなるからです。
2:カビる
木のまな板は、カビます。
濡れた状態や湿気のある場所で保管すると木のまな板はカビるからです。
そのため、使ったあとは風通しの良い場所で保管しましょう。
3:黒ずみになる
木のまな板を使っていると黒ずみができてしまうことがあります。
黒ずみの主な原因はカビ、包丁で削れた部分に食材が残ってしまうから。
まな板を洗うときには、スポンジよりたわしがおすすめです。
たわしなら溝に入り込んだ汚れを掻き出すようにしてしっかりと洗うことができます。
木のまな板は、タワシでゴシゴシ洗うのが基本の「き」。
4:匂いが移る
まな板を使う前に必ず水に濡らしましょう。
なぜなら、まな板を濡らすことで表面に水の膜を作り、食材の匂いがまな板に染み込むのを防いでくれるからです。
まな板を水で濡らし余分な水分を拭いてから切り始めるだけで匂い移りを軽減できます。
実践するだけでだいぶ違います。
5:材料が運べない
食材によってまな板の上で切ってそのまま鍋やフライパンに運ぶことがあるかもしれせん。
しかし、マナイタセットのまな板はトレイのような使い方ができません。
なぜなら、天然木のまな板は厚みがあって曲がらないからです。
その一方で、薄いまな板は曲がります。
まな板を曲げてトレイのように食材を運べるのが良い点です。
洗剤を使った洗い方
使用後は必ず洗剤を使います。
なぜなら、まな板に付いた細かい傷に食材が残るからです。
洗い方は、
①水を流しながら木の目に沿ってしっかり丁寧にタワシでゴシゴシ洗う
②次に少しだけ洗剤を付けて洗う
③洗剤が残らないようよくすすぐ
④熱湯をかけて除菌・消毒
⑤まな板の水分を布巾で拭き取ったら、仕上げにキッチン用アルコール除菌剤を全体にスプレーする
⑥木目を立てて風通しの良い日陰で乾燥
マナイタセットのサイズを比較、MとLどっちがおすすめ?
マナイタセットMとLで迷ったらLサイズがおすすめ。
理由は、マナイタセットLのまな板は一般的な家庭用のLサイズと同じくらいの大きさ、使い慣ているサイズで作業がしやすいからです。
そのため、カットした食材がこぼれたり、食材から出た水分があふれ出たりしにくいので家での普段使いにもぴったり。
迷ったらある程度ゆとりのあるサイズのマナイタセットLがおすすめです。
その一方で、マナイタセットMのまな板は一般的なまな板のSサイズと同じくらいの大きさ、包丁もペティナイフほどのサイズ。
ちょこっと使いにぴったりで切ってそのまま食卓に出したりするのにおすすめです。
IGTテーブルにジャストフィット
IGTテーブルとの組み合わせがベストアンサー。
なぜなら、マナイタセットのまな板はIGTテーブルのフレームの枠の中にぴったりと収まるからです。
ぴったりと収まるとどんな良いことがあるのかというと、キャンプサイトに自分好みのキッチンが作れます。
たとえば、IGTテーブルにシングルバーナー2個とまな板をセットすれば快適に料理ができるレイアウトの完成。
さらに、マルチファンクションテーブルを連結することで会話が弾む対面式ダイニングキッチンが完成します。
人数や目的に合わせてキッチンレイアウトが楽しめる夢のようなアイテムなのです。
マナイタセットの収納方法
包丁型にくり抜かれた凹み包丁を入れて、まな板を二つ折りにするだけです。
①まな板裏面の凹みに包丁をセット
②まな板を二つ折りにする
③止め金具を閉める
まな板の材質はシナ材かアチガス材
マナイタセットのまな板に使われている天然木は?気になったのでスノーピークさんに質問してみました。
使われている天然木は、シナ材とアチガス材の2種類。
なぜ2種類あるのがというと、輸入の都合や数量で変わるからです。
シナ材とアチガス材の特徴を解説していきます。
シナ材の特徴
シナ材は、アイスクリームの棒やマッチに加工されたりすることもあります。
- 強度は高くない
- 軽い
- 安価
- 加工しやすい
- 木目が鮮やか
アチガス材の特徴
アチガス材は、将棋盤やギターに加工されたりすることもあります。
- なめらかな質感
- 光沢がある
- 加工しやすい
- 強度は高くない
- 軽い
オリーブオイルや亜麻仁油のシーズニングやコーティングは必要?
木のまな板は「シーズニングやコーティングしましょう」という人もいれば、「シーズニングやコーティングは必要ありません」という人もいます。
シーズニングやコーティングとは、カビからまな板を守るため表面にオリーブオイルや亜麻仁油などを塗ることです。
実際にどちらが正しいのかをスノーピークさんに質問してみました。
回答をまとめると、
- 油やオイルを塗ってテストはしていない
- カビに効果があるというのも不明
- 油やオイルの使用はお好みで
- 不具合が起きても責任は負いかねる
つまり、油やオイルをまな板に塗ることをメーカー推奨ではないということになりそうです。
というわけで、僕はシーズニングやコーティングはしていません。
マナイタセットの口コミやレビュー
マナイタセットは、総じて高評価です。
その一方で、悪い口コミやレビューもあります。
木のまな板には個体差があるので、反りやすいものもあれば、反りにくいものもあります。
まな板との出会いは一期一会、使えば使うほどいろいろな顔が見えてきます。
理想のまな板に出会う旅だと思って、迷ったらとりあえず購入。
専用の収納ケースは100均で代用
マナイタセットには、専用の収納ケースが用意されています。
- マナイタセットMが収納できるキッチンメッシュケースS
- マナイタセットLが収納できるキッチンメッシュケースL
専用の収納ケースはメッシュ素材を使い清潔に保管することができて、マナイタセットにジャストサイズで収納できるのが特徴です。
マナイタセットに限らずスノーピークは専用の収納ケースを別売りで用意していることが多く、僕は本体だけ買って収納ケースは100均で代用することがよくあります。
収納ケースにお金をかけたくないという方におすすめなのが、ダイソーで買えるクッションケース B4です。
ジャストサイズとはいきませんが、収納ケースとしての機能は十分に果たしてくれます。
なぜなら、メッシュ素材で清潔に保管することができるからです。
まとめ
- 包丁にやさしい
- 手にやさしい
- 万能な三徳包丁
キャンプはもちろん、家でも使えるのがスノーピークのマナイタセットです。
一度使うとその使い勝手の良さに気づき手放せなくなる逸品。
お手入れしながら長く使ってほしいまな板です。
ではでは、キャンプにいってらっしゃい!
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