キャンプの快適度を決めるチェア選び、初めてのキャンプでどれを買おうか迷いますよね?
どうせ買うなら良質なチェアを選びたい、値段が多少高くても長く使えば元が取れるってものです。
スノーピーク「FDチェアワイドRD」は、フィールドに映える色使いとシンプルで飽きのこないデザインで、ずっと使い続けることができる大定番モデルのチェアです。
大定番と言われるだけあって、細かな気配りが各所に散りばめられています。
今、選んで絶対に後悔はさせません。
キャンプチェアで誰もが思い浮かべるのがこの形です。FDとは、フォールディングのこと「折りたたみ式の」という意味です。
収納時にX形になった脚を折りたたむことのできるタイプのものを、フォールディングチェアと呼びます。
コストパフォーマンスの良いコールマンと比べるとお値段は高めの設定ですが、スノーピーク製品の中では手の出しやすい嬉しい価格帯です。
それでいて、スノーピークのデザインと品質の良さはバッチリ健在。
キャンプチェアの大定番「FDチェアワイドRD」の素晴らしさを紹介していきます。
あーキャンプいきたいっ!
この記事を書いた人
キャンプとスノーピークをこよなく愛するともぞうです。僕のこだわりは、本当にいいと思ったものを広めることです。僕が日々キャンプをする中で、スノーピークのアウトドアギアを買って、使って、失敗と成功を繰り返しスノーピーク製品の知識を上げてきました。その知識で皆様に貢献したいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
食事がしやすい
出典:スノーピーク公式サイト
キャンプスタイルには、一般的に3つのスタイルがあります。
「キャンプスタイルを決めてからのチェア選び」という一連の流れです。
キャンプスタイル | チェアの座面高 | テーブルの高さ | 特徴 | メリット・デメリット |
---|---|---|---|---|
ハイスタイル | 約40cm | 約70cm | ・ダイニングテーブルと 同じような高さ | ・食事がしやすい ・重さ、大きさがあり 持ち運びが大変 |
ロースタイル | 約30cm | 約40cm | ・天井と座面に距離がある分、 空間を広く感じる | ・包み込まれる感覚で リラックスできる 前屈みになる姿勢が辛い |
お座敷スタイル | 直に座る | 約33cm | ・インナーマットの上に ラグを敷く | ・靴を脱げるからお家感覚 ・長時間座るのには不向き |
FDワイドチェアRDはハイスタイル向けのチェアです。これに座ると姿勢がよくなって食事もしやすいと、スノーピークのお墨付き。
フィールドでの快適さを徹底的に追い求めたスノーピークのテーブルとの相性は抜群です。
スノーピークが提唱する快適基準寸法66cmのテーブルとセットで使用することをおすすめします。
座面の高さ46cmとのバランスは絶妙、心地のいい食事の時間を楽しむことができます。設営時の収まりも、ちょうどいいテーブルとチェアの高さです。
\セットでの購入がおすすめ/
外して洗えるアームレストカバー
肌との接触が多く汚れやすいアームレストカバーは、ベルクロ式で簡単に外して洗うことができます。
子連キャンプでは、うれしい機能です。
草や木や昆虫に触ったり、食べ物を掴んだりと子供の手はいつも汚れています。
汚れた手でアームレストカバーを触れば、すぐにベトベトのドロドロです。見た目が悪くなるばかりではなく、衛生的にも心配です。
外して洗濯ができる点は高く評価すべきです。
快適性と安全性を両立
- 座面が広い
- お尻が沈まない
- 身を預けやすいデザイン
- 転倒しにくい脚の形
座面が広い
座って窮屈ということはなく、ゆったりと座れる大き目サイズの造りです。
座っていても疲れるのは同じ姿勢でいるからで、首や肩・腰などの筋肉に負担がかかる肉体的疲労や、そこからくる血行不良などが原因だと考えられます。
座面が広いと座ったままストレッチをしたり、色々と姿勢を変えたりと疲労を軽減することができます。
リラックスした姿勢が取りやすくおすすめ。
お尻が沈まない
座面の生地の張りがユルユルで、お尻が沈むチェアは何をするにも最悪です。
姿勢が悪くなるから腰が丸くなり、疲れやすく、長い時間座るには不向きです。
当然、リラックスなんかできません。FDチェアワイドRDでは心配無用。
座面の生地の張りが強いから、お尻が沈まずおすすめ。
身を預けやすいデザイン
角度のある背もたれは、座り心地に飽きのこないデザインです。
キャンプでも座り心地のよいチェアがあれば、自宅と同じように居心地ちの良い空間に早変わり。
自然と家族が集まりコミュニケーションが生まれます。
背もたれに身を預ければ、長い時間座っていても快適に過ごせておすすめ。
転倒しにくい脚の形
背もたれ側の脚は、逆側の脚に比べてR状に大きく張り出しています。
後ろに体重をかけても転倒しにくい安定したフレーム形状で安定感が増しています。
チェアの上で動き回る子供が座っても安心です。快適性だけではなく、安全性も兼ね揃えていておすすめ。
大きく前後左右の動きを繰り返すと転倒するので、チェアの上でふざけ過ぎないようにしてください。
差し色レッドでおしゃれキャンプ
出典:スノーピーク公式サイト
キャンプサイトでは、ベージュ系やオリーブ系のカラーが多くなりがち。
アクセントとなる差し色で、一番効果的なカラーがレッドです。
しっかりと存在感あるキャンプサイトが簡単に完成するので、ぜひ取り入れたい差し色です。
例えば、ベージュ系のギアと赤との組み合わせでメリハリのあるおしゃれサイトの出来上がり。
差し色レッドは、緑豊かな大自然との相性も抜群です。
購入前に知っておけばよかったこと
購入してから「えっ、マジって!?」っていう失敗談、リサーチ不足でした。
- 専用ケースがない
- 収納時のサイズ感
この2つをクリアできれば、即買いです。
専用ケースがない
チェアを折りたたんだ時に収納するための専用ケースが付属していません。
別売りでの販売もなしです。
持ち手が付いているためケースなしでも持ち運びに困ることはありませんが、何が不便かというと、運搬中に他のものとぶつかってキズや汚れが付くことです。
購入したばかりの頃はやたらと気になりましたが、結局、外で使っていれば汚れるものは汚れるし、キズが付くものはキズが付きます。
長く使っていれば、キズや汚れにも愛着がわいてきます。
今では、僕の体重を支えてくれる良き相棒です。
「いやいや、キズや汚れ防止のためにケースが必要だ」と思ったら自分で用意することになります。
収納時のサイズ
折りたたみ式のチェアは、収納する時に場所を取るのがネックです。
中央収束式のチェアと比べ、薄くはなりますが面積がでます。
車に積んだり、自宅で保管するのに家族分となるとだいぶかさばります。車の積載も自宅の物置もすぐにいっぱいになってしまいます。
いっぱいになると、新しいキャンプ用品の追加ができません。
荷物が多くなってしまう問題を解決するために、キャンプと自宅とで兼用して使っています。
「テントから自宅」「自宅からテント」を基本的な考え方とするスノーピークの製品は、場所を選ばず実力を発揮してくれます。
自宅でも自然豊かフィールドへと早変わり。
まとめ
- 食事がしやすい
- 外して洗えるアームレストカバー
- 快適性と安全性を両立
- 座面が広い
- お尻が沈まない
- 身を預けやすいデザイン
- 転倒しにくい脚の形
- 差し色レッドでおしゃれキャンプ
「これだ!」と思えるチェアに巡り会うことができました。
大自然の中で癒しと安らぎを約束するスノーピーク の大定番チェアは、選んで間違いのない逸品です。
選ぶのは一瞬、後悔は一生。
後悔しないチェア選びのお手伝いができたら幸いです。
Good camping life!
おしまいっ